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カウンセリング×キャバクラ

ここのところ、多忙に流されてお気楽にニュースネタばかりUpしてますた^^;

でも少し前に読んだ本でぜひ考えを整理したいと思っていたのと、たまたまロテ職人さんのエントリーで絡むところがあったのであわせて自分の考えを少し書いてみたいと思います。

ロテ職人さんのエントリーはこちら↓
治療者を 指名できちゃう クリニック(五・七・五)

さて、前置きをしときますと、僕はカウンセラーではないです。ある業界の社会人で、すこし心理学をかじってる人と思ってください。

ロテさんの記事では、院生みやこさんからの
その職場には20名ほどのカウンセラー(臨床心理士資格の有無は様々。全員が海外の心理系大学院修了者です)がいてクライエントさんが自由に担当のカウンセラーを選べるシステムになっています。

そこでクラークとして事務処理をしていてわかってしまったのが、、「社会人経験の有無」で、クライエントさんのリピート率が全く違うということなのです。(そもそも導入の時点で、「社会人経験のある方を」と指名・指定してくるお客様も少なくありません)。

というクライエントがカウンセラーを選べる「キャバクラシステム」について
一見、「ユーザーの希望に沿った」的な良い制度である感じがしないでもありませんが、裏を返せば「クライエントの自己責任で」ってことになっているんじゃないですかね?つまり「相性が合わなくても、それはあなた自身が選んだわけで」「もし気に入らなかったらここでの面接を止めるか、他のクリニックを探してね」ってことになってしまうのでは?

とクライエントに負担をかけてしまいかねないし、
(クライエントに対して)カウンセラー・治療者側にある程度のプレゼンテーション・自己紹介の機会が与えられているとしても、・・・結局、そこでわかるのは表層的な要素、つまり持っている資格だったり、これまでの経験だったり、社会人経験だったり、接客(これは臨床的な力量とはまた別の問題だと思います)技術だったり、あるいは外見だったりするかもしれません。

とあまり情報のないままクライエントがカウンセラーを選ぶのはリスクが大きいのではないかとロテ職人さんは「キャバクラシステム」のメリットはほとんどないと考えていらっしゃるようです。<間違ってたらご指摘願います。

インテークをしっかりした上できちんと紹介された形でカウンセラーが選ばれるのであれば、たぶんそれが理想ですし、ならば「キャバクラシステム」いらんだろーというロテ職人さんの意見には”がってん、がってん!”なんですが、少し話を展開しつつ、読んだ本の感想も含めつつ、

ちょっとばかり思ったことを書いてみますね。





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この本を読んでて、ふむんと思ったのです。

「カウンセリングはサービス業である」という章で、
サービス業という見地からはクライエントは”お客(様)”なのである。この一事をもって、カウンセラーのすべきことははっきりと見えてくる。お客の注文に応じること、期待に応えること、その願いを叶えること、総じて満足していただくことである。
そのためには、お客がどのような人物であるか、どのようなことを欲しているのか、どのような立場や事情を抱えているのか、どのような考えを抱き、どのような考え方をするのか等々について、それを理解すべくカウンセラーは全知全霊を傾けなければならない。

と述べている。なるほど、当たり前といえば当たり前なんですが、頭の中は知識だらけになってしまうとついつい抜け落ちていきそうなポイントです。

だからといってサービス業→「キャバクラシステム」と直結するわけではないんだけど、
カウンセラーがサービス業であるという基本的な前提をしっかりと踏まえるならば、そのサービス業のある意味最先端をいく”キャバクラ”にも見習うべき点があるのではないかと思ったりする。


先のシステムが具体的にはどのようなものかわからないが、「クライエントの自己責任で」、だめならさよなら~という場合もあるかもしれないが、別の考え方では、お客であるクライエントとインテーク面接する中で、カウンセラーのリストを眺めつつ話し合いの中から最適な人を提示する方が、インテーク面接の結果で独自にカウンセラーを決定するより、「どのようなことを欲しているのか」を引き出しやすいというメリットがあるように思う。
終わりにも書いたが、”選んでもらった”より、自分も一緒に”選んだ”という方が治療メリットも出てくるのではないかとも感じる。

また悪評となりそうな”チェンジ”についても、
クライエントが面接の進み具合に納得いかなかった時に、フェードアウトして別のクリニックのカウンセラーに移ろうとするよりも、同じクリニック内で、そのシステムを利用して別のカウンセラーを希望することの方が、心の病で沈みがちな気持ちを奮い立たせて新たなクリニックを探し直すよりは、クライエントへの負担が少なくて済むのではないかと思う。
もし、この”チェンジ”をクライエントが利用する時が、現在の治療でクライエントには気づいてない改善段階だった場合ならば、”チェンジ”の相談を窓口で受けた時にその旨をクライエントに説明できるチャンスが与えられることになると言えるので、そのまま別のクリニックへ去られるより、クライエントにとって安全と言えるかもしれない。

サービス業→利益追求となる可能性は否めないため、ロテ職人さんがいうように、
キャバクラ嬢ができるだけ稼ごうと思った場合にとる方略としては、「ヤれるかも」「落とせるかも」と思わせながら寸止めして出来る限り引っ張るってのがあるわけですが、これって(儲けだけを考えると)そういうシステムをとってるクリニックでは同じことができてしまうのですよね。

というような、あくどいこともできてしまうのは確かである。

しかし、システムというのは利用する動機によって如何様にもなる器でしかないので、クライエントというお客様本位という姿勢をしっかり持てば、サービス業であるカウンセラーにとって、「キャバクラシステム」というのはひとつの武器になるのかもしれないと思う。


まあ、こんなことをいっちゃー顰蹙を受けるかもしれないが、
ある場合でカウンセラーAがクライエントから激しい治療抵抗を受けたとしても、うまく”チェンジ”を利用する事で、クライエントが新しく選んだカウンセラーBには、Aよりも信頼できそうというプラシーボというか期待感が加味されて治療がトントン拍子に進めば、カウンセラーA,B両氏を抱えるクリニックとしてはしめたものという考え方もあるかも^^;;;(家族療法のスプリット技法みたいな感じ?!)
スプリット技法については、家族内パラドックスにでています。
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カウンセリング方法序説がおもしろかったので、その前段となるカウンセリング解体新書も気になってたりします^^*
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なんにせよ、クライエントに負担をかけない・リスクを減らすというのが第一であるのはまちがいないわけです。

カウンセリング事情に疎いやまもんきが述べた意見なので、批判もたくさんあると思いますが、皆さんはいかが思われますでしょうか?


現場もちゃんと知らないのに、こんなこと言うのは生意気だーってわかってるんですが、自分の考えを整理したいと思ったもので。ご勘弁を・・・^^;
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  1. 2007/04/17(火) 04:34:30|
  2. 心理とか|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:16

コメント

フムフム

私はシステム論はまだ全くといっていいほどわからないのですが、本来の方法は(力動的というのかな?)
クライアントさんとの信頼関係作り→自己開示してもらう→抵抗や転移などが出てくる→それを乗り越え落ち着いていく。
というパターンが簡単に言えば流れであると思うのです。
カウンセリングするかどうかはクライアントが拒否しない限りカウンセラー側にあるわけで。
一番たいへんな時期は抵抗などが出てきた時で、
その時、クライアントが逃げてしまうとうまくいかない。というか治療にはならない。
状況の連絡をしてカウンセラーが変わるというのは、クライアント自身が気持ちを切り替えて問題に挑むという気持ちがあればいいのですが、それが「逃避」であってはならないわけで。逃避したいばっかりにカウンセラー巡りをしていたら、クライアント自身にも負担がかかり・・・かと言って「今こういう状況ですので、二人で乗り越えていきましょう」と話すのは、プレッシャーになってしまいよくない気もするし・・・
全てクライアント任せというのは医療関係で言うなら、こちらも治療状況とか方針なりをきちんと話していかなければ、クライアントさんが選べないと思う。例えば癌告知をして、「さて、これからどんな治療法でいきますか?」てな具合です。
それが心的治療の場合、向いているのかどうか・・・
いろいろ難しいですねー。「キャバクラ」状態にするに至った内情をもっとよくわかれば、こんな素朴な疑問も解決するのかしら?
システム論は全くの素人なので、いつか勉強してみたいです。
  1. 2007/04/17(火) 09:41:01 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

Re:フムフム

サミーさん、こんにちは

まぎらわしい表現ですいません。「キャバクラシステム」と書いてしまいましたが、別にシステム論を意識したわけじゃないです。枠組みと置き換えてもらってもいいと思います。

>カウンセリングするかどうかはクライアントが拒否しない限りカウンセラー側にあるわけで。

この前提がそもそも是かという話が。
もちろんカウンセリングを施術するのはカウンセラーですが、クライアントあって始めてなりたつわけです。
お店で商品を準備して、それを提供するのはお店屋ではあるんですが、お客がその商品(サービス)を求めない限り、ただの物なわけです。いわゆるお客様は神様ってやつなんですが。
求めてないものを押付けで売りつけても客は喜ばないんですよね。

そうすると、インテークでしっかりクライアント(お客)のニーズをすくい取る必要があるのだと思います。

その場合、カウンセラーを独自で決めるのもいいですが、クライアントにリストを提示して一緒に話す中でニーズも引き出すという方法もあるんではないかなと思うわけです。

>一番たいへんな時期は抵抗などが出てきた時で、
その時、クライアントが逃げてしまうとうまくいかない。というか治療にはならない。

どのような診療形態でも逃げたり抵抗するケースは必ずあるんですよ。人と人のやり取りですから。
ただ、「キャバクラ」の利点として考えられるのは、フェードアウトされるリスクがちょっとは減るんじゃないかという点です。
チェンジ希望を受けたからといって、必ずしもチェンジする必要があるとは限らないわけで、そのチェンジ希望をきっかけとしてクライアントの不満を引き出して、うまく治療につなげられるチャンスが産まれる場合もあるんじゃないかと思うのです。

なので、
>逃避したいばっかりにカウンセラー巡りをしていたら、クライアント自身にも負担がかかり・・・

ドクターショッピングする人はこの「キャバクラシステム」だろうとなかろうとなくせないと思います。
そもそも、高い診療代払って、逃避したいと堂々巡りを好んでするのかって疑問はありますが。
普通は直したいけど、このカウンセラーでは直る気がしないからフェードアウトって気がするんですがどうでしょう?

  1. 2007/04/17(火) 13:24:52 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

カウンセラー

私も、ド素人なので、拙いコメントしますが。

>クライエントとインテーク面接する中で、カウンセラーのリストを眺めつつ話し合いの中から最適な人を提示する

この段階から、すでにカウンセリングが始まってるような気がします。

別のクリニックに新たにかかるよりは、同じクリニック内で別のカウンセラーにタッチ交替する方が、情報の共有もできるし、負担は少ないと思います。
心の相談って、体の病気とは大きく違って、最初に体の病院でいう所の「問診」
心の相談では、インテーク面接ですか?・・・で、話すことすらすごく重いことなんですよね。

だから、カウンセラーが複数いるクリニックで、基本的な情報は共有してもらえて・・・ていうのは
いいと思います。

  1. 2007/04/18(水) 09:07:23 |
  2. URL |
  3. みんにゃん #-
  4. [ 編集]

うーん

>そもそも、高い診療代払って、逃避したいと堂々巡りを好んでするのかって疑問はありますが。
私がクライアントになったことが無いからよくわからないのですが、例えばヒステリー症状などの場合、認めたくない部分を抑圧することで、別の形で症状が出ているので、無意識的にはそれを「知りたくない・認めたくない」とかいう気持ちが働いているわけで、そういった部分に近付くと「抵抗」が生まれるわけです。カウンセラー側では「今、この人は抵抗しはじめている」とわかるわけですが、多分当の本人はそれを知らないと思うのです。これはあくまでも無意識の世界ですから、
クライアントさんはその場面では「いい気持ち」でいないような気がするのです。もちろん、知ることが「スッキリして気持ちいい」と思うクライアントさんもいるかもしれない。自己探索は楽しい。と思う人とか。
前者の場合に、それが歪んだ形になって
カウンセラーを自由に選べます。に逃げられたら怖いなぁ。と。でも山本さんが言うように、「来なくなるよりはマシ」なのかもしれませんね。
次のカウンセラーでも同じとこでつまづいて、
それを何度かしていたら、クライアントさん自身も「相手ではなく、自分の中に問題があるのかも」と思ってくれる可能性もあるから。
アメリカの場合はカウンセラーが社会的に認められている部分が多いので、いいのかもしれませんが、日本の場合は逃げられ、「カウンセラーなんてなんの役にもたたない」というレッテルをはられる可能性がありますから、困りますねー。手腕のないカウンセラーのところに行って、いつまでもグチだけを話して、高い料金を払って・・・という場合もありますしね。
アメリカの状況は興味深いですね。最先端ですし。
私はレトロなのか?まだ分析関係を少ししか知らないので、このようにしか言えないんですけどね・・・

  1. 2007/04/18(水) 09:14:57 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

そういえば

カウンセリングの場合、人対人の関係で、本人の状況をある組織の中であっても、その組織に公表することはタブーとされていますが。(スーパーバイザーなどは別として)、そのあたりはどうなっているのでしょうか。一人のカウンセラーに話したことが他のカウンセラーも知っている。となると、守秘義務とか。
クライアントさんがどう思うのか。など知りたいですね。
この場合は、個別的なものではなく、医療チームとしてのサポートのような感じもうけますから、
病院に近いと思えばいいのかな。
  1. 2007/04/18(水) 09:31:29 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

Re:カウンセラー

みんにゃんさん、こんにちは

>この段階から、すでにカウンセリングが始まってるような気がします。

おっしゃるとおりだと思いますよ。
ただ、インテーク(受理)面接では、主訴を中心としたクライエントの情報を収集することと、治療に関する情報を提供することが主な目的なので、熟練した人が受け付けて、その後いろいろなカウンセラーに割り振るという形になるのかもしれません。

>別のクリニックに新たにかかるよりは、同じクリニック内で別のカウンセラーにタッチ交替する方が、情報の共有もできるし、負担は少ないと思います。

ですよねー。僕もそう思います。
悪用さえしなければ、悪いやり方ではないんじゃないかと思うんですが。。。
クライエントにとっては、別の所で主訴から説明するのは精神的にもかなりの負担だと思うので、この点だけでもひとつのメリットなんじゃないかと思うのです。
  1. 2007/04/18(水) 23:17:17 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

Re:うーん

>前者の場合に、それが歪んだ形になって
カウンセラーを自由に選べます。に逃げられたら怖いなぁ。と。

僕も実状を知らないのであまり議論にならないかもしらないんですが、
ある会話がきっかけで抵抗がうまれることはあると思うんですが、それが「カウンセラーが自由に選べる」からといって、安易にそこへ逃げ込むんだろうか?と思うんですよ。

というのは、クライエントとカウンセラーの間でそれまでに築いた信頼関係がある程度存在するなら、ちょっと葛藤的な会話になった時に、直で別カウンセラーを選ぶよりも、その会話をあいまいにしたり答えなかったりでその場は済ませられると思うんです。

”チェンジ”という枠組みが出来てたとしても、新しい人とやり取りを始めるということは、やっぱり大変なことなので、仮にカルテが次のカウンセラーに伝達されるとしてもクライエントにとっても大冒険なんじゃないかと思うのですがいかがでしょう?

たぶん、チェンジしたいと思うのは、
・治療が進んで主訴が変化し、治療方法が変わった方がいいと感じた
・クライエントから見ていつまでたっても治療が進んでいると感じられず治療方法やカウンセラーの対応に疑問を感じた
・クライエントに対するカウンセラーの対応がまずくて不満を感じた
なんてことが起こった場合なのではないかと思うのですが。
  1. 2007/04/19(木) 00:35:23 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

Re:そういえば

サミーさん、どうも(一つ前であいさつぬけました。すまそ。)

>一人のカウンセラーに話したことが他のカウンセラーも知っている。となると、守秘義務とか。
クライアントさんがどう思うのか。

実際にこのようなクリニックがどうしてるかわからないんですが、
家族療法などチームでクライエントと関わるやり方だと、集団守秘義務でチーム外へ情報を漏らさないという対応がされるようなので、似たようなことをしてるのかも。

それと、親切なやり方としては、インテークの時にチェンジの説明とあわせて集団守秘義務の説明も行うことでクライエントに安心してもらうんじゃないかと思います。
  1. 2007/04/19(木) 00:41:04 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

結構盛り上がりましたね

こんにちは。
いろいろ話せてよかったです。
チェンジしたい理由はそんな感じなのかもしれませんね。

初めに集団守秘にするか、個人守秘にするか、
クライアントさんが選べるといいのかも。
自己があからさま。になるので、それをたくさんの人が知っている。と思うと、嫌だと思う人もいると思うし。
安心できる人もいるんだと思います。
にしても、いろいろと開眼させられます。
  1. 2007/04/19(木) 06:28:23 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

TBありがとうございました。流れを全く読まずにコメントさせていただきます。

> お客がどのような人物であるか、
> どのようなことを欲しているのか、
> どのような立場や事情を抱えているのか、
> どのような考えを抱き、どのような考え方をするのか
> 等々について、
> それを理解すべくカウンセラーは
> 全知全霊を傾けなければならない。

まさにこれがアセスメント・見立ての主目的であり、そのためにインテーク面接というのがあるのだと思います。もちろん、インテーク後に継続面接となった場合も常に同じような試みはなされるわけですが。

> システムというのは利用する動機によって
> 如何様にもなる器でしかないので、
> クライエントというお客様本位という姿勢をしっかり持てば、
> サービス業であるカウンセラーにとって、
> 「キャバクラシステム」というのは
> ひとつの武器になるのかもしれないと思う。

実は私もそう思います。

ただ、少なくとも私自身はそのシステムを上手に活用する自信がありません。なぜなら基本的に「できるだけ楽にお金儲けできたらそれはそれでいいだろうなぁ」と思っていますから。そう思っている人は私以外でも少なくないと思います。

で、そういう私みたいな人間がキャバクラシステムの現場に出てしまったら、どうしたって楽な方に流れてしまうと思うのです。

楽な方というのはつまり

> キャバクラ嬢ができるだけ稼ごうと思った場合に
> とる方略としては、「ヤれるかも」「落とせるかも」と
> 思わせながら寸止めして出来る限り引っ張る

という方法、つまり「このカウンセラーと話をしていると楽しい」「このカウンセラーが好き」と思わせておいてできるだけ引っ張る(そして本質的にはクライエントの状態の改善を目指さない)方法です。

「このカウンセラーと話していたい」というクライエントの要求に応えることはある意味ではサービスになるかもしれません。で、いつの日かクライエントが「このままではいけない」と気づいてしまい(陰性転移が生じて)「やっぱり先生が嫌だ」と思った時に「チェンジ」に応じるのも、これまたある意味ではサービスになるかもしれません。

で、カウンセラーがそんな自分に気づいており自覚的にそういうことをしていればまだマシだと思うのです(その場合、そのカウンセラーはどんだけ悪人だ?って話になりますが)。

一番怖いのはカウンセラーがそういう自分に気づかないケースです。その場合「自分はクライエントの要望に応えている」「自分はクライエントが満足するようなサービスを提供している」という自己欺瞞に陥る可能性が多々あるのではないでしょうか?

もし全てのカウンセラーが「クライエントが本当に求めるもの」を理解して、そのために自分の持っている技術を最大限に発揮できる人であるならば、キャバクラシステムもまた良いでしょう。

でも、私みたいに「楽して儲けたい」と思っている人が少なからずいる限りは「クライエントというお客様本位という姿勢をしっかり持って」キャバクラシステムを有効に運用するのは不可能なのではないかと思うのです。

ちなみに私が今いる職場では、私が何人のクライエントを相手にしようとも給料は変わらないので、幸いにして私自身が心配するような事態には陥っておりませんのでご安心くださいませ。

…という感じで私の言いたいことは伝わりますでしょうか?
  1. 2007/04/19(木) 07:50:49 |
  2. URL |
  3. ロテ職人 #ZNCvnWwQ
  4. [ 編集]

Re:結構盛り上がりましたね

サミーさん、ども

>初めに集団守秘にするか、個人守秘にするか、
クライアントさんが選べるといいのかも。

これは、枠組みの作り方次第かなーって思います。必要以上に個人情報を漏らさないのは基本だと思いますし、
「チェンジを利用する場合には、治療を有意義なものにするため、次のカウンセラーへそれまでのやりとりを伝達しますよ。それ以外には情報は漏らしません。」
というような守秘義務を設ければ、チェンジをしない限りは1人のカウンセラーが守る守秘義務になるし、チェンジが発生した場合には関係者が広がるという形になるのではと思います。

>自己があからさま。になるので、それをたくさんの人が知っている。と思うと、嫌だと思う人もいると思うし。

そーなんですよ。僕もこのことがクライエントならば尚の事こういう傾向が強くなるんじゃないかと思ったんです。
なので、仮にチェンジ有りのクリニックだとしても利用すればそれだけ色々な人に説明せねばならなくなるのを嫌って積極的な利用は意外と少ないんじゃないかなーって思ったのですがいかがでしょう?
  1. 2007/04/20(金) 04:32:18 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

どうですかねー。

アメリカ社会だと開拓精神旺盛な方が多い雰囲気があるので受けるのかなぁ。
日本の場合だと「あからさま」を嫌う人が多いのかも。
とか漠然と思いますけど・・・
いずれにしても、システムを選べる
というのは、一定基準以上のカウンセラーしか
いない箇所では

> クライエントというお客様本位という姿勢をしっかり持てば、
という点でいいと思います。
カウンセラーが器だという考えもあり。ですね。
ま、基本は人間vs人間の対等関係ですから、
「おごり。」はどちらにも不要な代物だと思います。
そのバランスをどう操作していくのか。が大切な気もします。
  1. 2007/04/20(金) 05:02:44 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

ロテさん、ていねいなコメントありがとうございます。

>ただ、少なくとも私自身はそのシステムを上手に活用する自信がありません。なぜなら基本的に「できるだけ楽にお金儲けできたらそれはそれでいいだろうなぁ」と思っていますから。そう思っている人は私以外でも少なくないと思います。

僕もそう思います。それ自体は自然な人の考えなんじゃないかと。ただ極端だとヤバイですが。

>で、そういう私みたいな人間がキャバクラシステムの現場に出てしまったら、どうしたって楽な方に流れてしまうと思うのです。

ロテさんのコメントを読んでいて納得できる部分と違和感を感じる部分があって、どうしてかな?って考えて思いついたことが、
キャバクラシステムに対する定義づけが僕とロテさんでは違うんだなって思いました。

僕の考えでは、クライエントへのサービスということをイメージしてたので、
> 「延長あり(課金)・チェンジあり、
> リピートするかどうかは自由」
という点だけ前提にしていたのですが、もしかしたらロテさんは、”キャバクラ”からのイメージでクライエント(お客)をさばいた人数だけ歩合で給料がUpというような所まで考えが及んでたのかなー。だから、キャバシスだと「楽な方へ流れてしまう」というリスクにつながったのかな?と思ったのですがいかがでしょう?

僕はこのあたりの一般的な体系をよくわかってないのでイメージが及ばなかったんですが、給料体系をうまく作ればこのリスクは減少するのかなと思いました。例えば
>私が何人のクライエントを相手にしようとも給料は変わらない
という給与体系でキャバクラシステムだった場合はこの問題は解消されそうだと思うのですが。

>「自分はクライエントの要望に応えている」「自分はクライエントが満足するようなサービスを提供している」という自己欺瞞に陥る可能性が多々あるのではないでしょうか?

これは重大な問題だと思います。
ただ、”キャバシスであるか否かに関わらず”なのではないでしょうか?
むしろ、クライエントと終結もしくはフェードアウトまで1対1で関わる一般的な面接の方が、欺瞞のためスーパーバイズを受けなかったりすると、他の目が入る機会がなくなる分、リスクが大きくなるのではないかと思います。

キャバシス(名前が悪いですね^^;)の利点として、
結局はチームでクライエントに対応する事ができるので、問題を一人で抱え込まない分リスクが減少するのではないかって思うのです。
例えば、クリニック内のメンバーでコンサルテーションとか行うこともできるのではと思うので。

システムを悪用する恐れがあるから避けるという方法もありますが、僕の考えでは給与や監視機構などでクライエントへのリスクを減らすような仕組をうまく作っていけば、あんがいキャバクラシステムもありなんじゃないかと思いました。

ただ、クリニック自体がクライエント無視の儲け主義で仕組みを作ったらそこで終わっちゃいますがww
  1. 2007/04/20(金) 05:15:02 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

Re:どうですかねー。

サミーさん、ども^^
>ま、基本は人間vs人間の対等関係ですから、
「おごり。」はどちらにも不要な代物だと思います。
>そのバランスをどう操作していくのか。が大切な気もします。

結局はそこにつきるんだと思いますよ。

ただ、特に医療や心理療法などでは以下にクライエントのリスクを少なくできるかが重要なのです。
そういった意味で、面接はもちろんのこと、クリニックなどの枠組みでもできるだけクライエントのリスクを減らせるような仕組みができていくといいんだろうなーって思います。
  1. 2007/04/20(金) 05:24:51 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

同感です

医療もそうだと思うのですが、
「困っている人、苦しんでいる人からお金をとる」
というのが、少し心苦しい気もするんですよね。
でもそれをしないとカウンセラー自身も生きていけなくなるのですから、いたしかたないですね。
お金をもらうことで、却ってカウンセラー自身もがんばれる。という部分もあるだろうし。
いずれにせよ、リスクを少なく。というのは
いいことだと思います。
>なぜなら基本的に「できるだけ楽にお金儲けできたらそれはそれでいいだろうなぁ
同じ症状のクライアントさんでも、落ち着く基準はあると思うのですが、人は100パーセント同じではないので、同じことをしていてもうまくいかない場合もあるわけで・・・なのでカウンセラーは
カウンセラーである限り、多くの事例研究やら、新しい方法などを探索していかないとならない。
つまり一生勉強。ということになってしまうようです。強いポリシーを基本にもっていないと、カウンセラーの仕事は続かないのじゃないかな。と思っています。人を助けなければならない。という仕事は大変なものだなぁ。と感じています。
  1. 2007/04/21(土) 08:01:54 |
  2. URL |
  3. サミー #-
  4. [ 編集]

Re:同感です

サミーさん、ども

>「困っている人、苦しんでいる人からお金をとる」というのが、少し心苦しい気もするんですよね。

まあ、気持ちはわからないではないんですが、治療効果を上げるためにはクライエントからお金を戴くべきという考えもあるそうです。
自分を治したいから高いお金を払ってでもクリニックにかかって何とか直そうという自意識が高まるんだと思いますよ。

>お金をもらうことで、却ってカウンセラー自身もがんばれる。という部分もあるだろうし。

ここのところ、実は重要なポイントだと思うのですよ。
多くのまじめなカウンセラーさんたちは清貧こそあるべき姿だと考えている気がします。
しかしながら、カウンセラーにも家族や生活があってお金が必要ですし、
>カウンセラーである限り、多くの事例研究やら、新しい方法などを探索していかないとならない。
実力向上のためのセミナー参加にもお金はかかる。それ以外にも自分の生活のうるおいだって必要ですよね。

そういったものを犠牲にしてまで、クライエントに尽くすなんて思いはごりっぱだと思いますが、それは長続きしないんじゃないかと思います。

なので、クライエントさんからお金を戴くのが心苦しいという考えはいかがなものかと僕は思ったりしています。
  1. 2007/04/22(日) 15:41:24 |
  2. URL |
  3. やまもんき #-
  4. [ 編集]

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  • 社会人やりながら通信制大学で心理学の勉強をしてました。今年はのんびり過ごします。
    近頃、家族療法とか短期療法が面白くなってます。

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