スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


    ぽちっとワンクリックしてくれるとはげみになります→  ブログランキング・にほんブログ村へ

    tags:

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

ネガティブ報道のあり方

近ごろ、いじめだったり殺人だったりについて大々的に報道されて、それに対してワイドショーやお役人、猫も杓子も過剰に反応しているように感じられるのは僕だけでしょうか??

今回報道された検視で殺人を見逃しというものも事実に基づいているのだろう。
検視で殺人見逃し、10年で13件…体制の不備判明
5月21日3時8分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000001-yom-soci

変死体が見つかり、警察が検視でいったん病死などと判断したものの、遺体の火葬後に他殺と判明したケースが、過去10年間に全国で少なくとも13件あったことが読売新聞の調査で分かった。

 一方、検視で事件性なしと判断された変死体についても、行政解剖で死因を調べる監察医制度の充実した東京、大阪、神戸では、検視ミスによる殺人の見過ごしが、この10年で計19件あったことも判明。体の表面を主に調べる検視の限界が裏付けられるとともに、監察医制度のない全国の大半の地域では、検視の誤りに気付かないまま数多くの殺人事件が埋もれている可能性が浮かび上がった。

 検視は、変死体が見つかった際、事件性の有無を判断するために警察官が行う手続き。外傷や死斑などを調べ、事件性が疑われる場合は司法解剖でさらに詳しく死因を調べる。しかし、事件性なしと判断された場合、監察医制度のある都市部などを除けば、大半が数日で火葬される。

最終更新:5月21日3時8分



でも、社会心理や家族心理などシステミックな視点に立つとネガティブな報道キャンペーンに少なからず疑問を覚える。


東北大の長谷川先生は、その昔同じような懸念を覚えて、いじめ自殺に対するコメントを求められる報道番組の出演を依頼されたとき、いじめによる悪者探し(先生とかいじめっ子とか・・・)といじめ自殺そのものの報道という企画ではなく、「いじめを受けたが立ち直った、解決できた」という事例を探して報道企画を切り替えたそうだ。

これがきっかけになって河北新報でのソリューションバンクとして結実していっているのだが・・・
ソリューション・バンク―ブリーフセラピーの哲学と新展開ソリューション・バンク―ブリーフセラピーの哲学と新展開
長谷川 啓三

金子書房 2005-07
売り上げランキング : 86818
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


いじめ自殺とか少年による殺人、警察のミスなど社会に対してネガティブな印象を拡げかねない情報は、事実として報道する必要はあるのかもしれないが、このことに過剰に周囲が反応してしまうと、同じようなことをうっすら考えていた人たちに対して同調心理を与え、模倣に対する敷居を下げてしまう。
自殺報道の後、後追い自殺が発生しやすいのもこの影響。
特に、若い人たちは自己評価が不安定だったり、周囲の目を気にしやすい傾向があるため、自分の世界の中にある情報(友だちやテレビなど)の影響を受けやすい。

システミックに見るならば、
ネガティブ報道→ネガティブに周囲が反応→それを見た人がネガティブにエスカレーション
という流れが簡単に想像できると思う。


そこで、報道のあり方についてちょっと考えてみた。実現可能かはともかくまず考えることが大切だと思うので。

報道としてどんなものにしろ事実を伝えることは大切だろう。
しかし、上記のようにネガティブ報道の影響があることもわかっている。
んで、
ネガティブ報道を行うときには、必ずあわせてそれと対応するポジティブな事実も付記するというのはどうだろう?
例えば、今回の検視ミスの報道ならば、この報道を行うには一緒に、「警察の検視によって~を見逃さなかったという事実もわかっている」というようなものを探し出してセットで報道するのである。

こうすれば、報道の一面だけに踊らされず、多面的に視聴者が理解する助けにもなるんではないかと思う。
また、模倣犯に対する抑止にもつながるだろう。
模倣犯1模倣犯1
宮部 みゆき

新潮社 2005-11-26
売り上げランキング : 22839
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


メディア批判メディア批判
ブルデュー 桜本 陽一

藤原書店 2000-07
売り上げランキング : 118879
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



それに、暗いニュースばっかり報道されてると、気が滅入るしね^^;
関連記事
スポンサーサイト
    ぽちっとワンクリックしてくれるとはげみになります→  ブログランキング・にほんブログ村へ

    tags:

  1. 2007/05/21(月) 12:35:17|
  2. systemic view|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

コメント

そうですね~

報道されるのは、事実の全てではなくて、一部なんですもんね。
もちろん全てを報道するのは無理だから、やまもんきさんの言うように、物事の両面を伝えるような配慮、工夫が必要ですよね。
どれを伝えてどれを削るか、ていうのが難しさなのかな。

>同じようなことをうっすら考えていた人たちに対して同調心理を与え、模倣に対する敷居を下げてしまう。
自殺報道の後、後追い自殺が発生しやすいのもこの影響。
特に、若い人たちは自己評価が不安定だったり、周囲の目を気にしやすい傾向があるため、自分の世界の中にある情報(友だちやテレビなど)の影響を受けやすい。

これはいえてますね。

>いじめによる悪者探し(先生とかいじめっ子とか・・・)といじめ自殺そのものの報道という企画ではなく、「いじめを受けたが立ち直った、解決できた」という事例を探して報道企画を切り替えたそうだ。

さすがですね。

問題を、問題として取り上げて伝えるだけでは片手落ち。
その解決の道にヒントを得られるような報道。がいいのかな。

  1. 2007/05/21(月) 13:01:06 |
  2. URL |
  3. みんにゃん #-
  4. [ 編集]

みんにゃんさん、ども。

>報道されるのは、事実の全てではなくて、一部なんですもんね。

そーなんですよ。うそを報道しなくても、事実を一部伏せたりすればニュアンスは変わったりするんですよね。用心が必要です。

>問題を、問題として取り上げて伝えるだけでは片手落ち。
>その解決の道にヒントを得られるような報道。がいいのかな。

ですね。問題と一緒に解決策、マイナスと一緒にプラスの情報を伝えてくれれば、視野を広く受け止められると思います。
  1. 2007/05/21(月) 22:10:21 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

これって

ブリーフセラピーの考え方なんですよね。
どんどん、一般のマスコミ報道にも、この考え方が広がっていったらいいなあ。
原因探しはしない。解決の道を探る。
報道も、学校の先生も、親も、みんながそう考えられたらいいなあ。

6月の京都であるワークショップに初めて行ってみたいと思います。じかに長谷川先生の講義を聴ける、すごいチャンスです。
そのあとの実践も興味あり。

けど、私は、今、自分ががんじがらめのクモの巣にからまってます。これ何とかしたいです><

  1. 2007/05/22(火) 00:07:26 |
  2. URL |
  3. みんにゃん #-
  4. [ 編集]

Re:これって

みんにゃんさん、ども。

>6月の京都であるワークショップに初めて行ってみたいと思います。じかに長谷川先生の講義を聴ける、すごいチャンスです。
>そのあとの実践も興味あり。

短期療法を学ぶ会京都のワークショップに参加されるんですね。
素敵な出会いがたくさんあるといいですね。僕も行ってみたいと思ったんですが、ちょっと遠いです^^;
  1. 2007/05/22(火) 00:39:21 |
  2. URL |
  3. やまもんき #34bJot8k
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yamamoon.blog13.fc2.com/tb.php/80-f84e7251

    人気ブログランキングに参加してます


    にほんブログ村 バイクブログ 旧車バイク・絶版バイクへ
    にほんブログ村 音楽ブログ ウクレレ・ハワイアンへ
    にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ
    1日1回↑ポチっとしてちょ~♪
09月 « 2017年10月 » 11月
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Search

News Topix

Wether


-天気予報コム- -FC2-

Profile

やまもんき

  • Author: やまもんき
  • 社会人やりながら通信制大学で心理学の勉強をしてました。今年はのんびり過ごします。
    近頃、家族療法とか短期療法が面白くなってます。

    バイク乗ってます。ウクレレ好きです♪
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。